土着微生物を無視して土は育たない！
堆肥（有機物）発酵肥料（ボカシ）は土づくりのホスピタル
農園芸で用いられる有機物は必ず微生物（微小動物・菌類）の作用を受け、土壌や植物の生育に大きな影響を与えるうえに、微生物は病気の発生にも重大な働きをしています。
有機物が発酵・腐熟するということは微生物（菌類）が増繁殖して受け継ぎがおこなわれこれから分泌する酵素のはたらきによって、分解・合成・酸化・還元される現象をいいます。また堆肥づくりにしても一種類や二種類の微生物によって堆肥化（腐熟）することは不可能です。初期−中期−後期と多種類の菌類の共同作業と菌類の受け継ぎがおこなわれ、その結果、土壌や植物に役立つアミノ酸、ビタミン、ミネラル、ホルモンなどまでつくられます。
自然界の菌類は病気を起こしますが、病気をなおす役割もします。病気とは特定の菌類が一定のところに集中するから起こります。自分の好む温度、水分、養分、栽培植物、いつも使っている有機物の種類などによっても土壌中に好んでやってきます。そこで有害とされる菌と良い働きをする菌との争いがおこなわれ、バランスが保たれると病気も少なく生育も良くなります。
良い菌だけを土壌に定着させるということは相当むずかしく不安定であることがわかってきます。
それらの微生物の活性を高め、受け継ぎを早めいろいろな有機物が持っている腐りにくい物質を菌類に食べやすい環境にするのが、弊社の「コーラン」を中心とした各種有機物の腐熟促進剤です。
尚家畜糞尿の脱臭浄化作用もあります。
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